検証している3つの入力
音・光・公的データの3つを手がかりに、落雷リスクの近さを推定できないかを調べています。いずれも現時点では「使えるか確認中」の段階で、それぞれに技術的な制約があります。
音(マイク)
acoustic
環境音から雷鳴らしき成分を抽出できるかを検証中。遠雷は低周波、近い雷は高周波の鋭い音を含みます。
制約:スマホのマイクと音声処理は低周波を削る傾向があり、遠雷成分が残るかは機種依存で未確認。
光(カメラ)
optical
稲妻による一瞬の明るさの変化を捉える想定。Androidは光センサーを利用でき、iOSはカメラ映像で代替します。
制約:iOSは環境光センサーをアプリに開放していません。日中は明るさの差が出にくく判別が難しい。
公的気象データ
nowcast
公的機関が出す雷活動度(ナウキャスト)を現在地で取得し、最も早い手がかりとして使う想定です。
制約:緯度経度で直接取れる公式の無料APIは無く、地図タイルの解析または商用APIの利用が必要。
状態の目安と遷移
入力をもとに、画面の状態を「平常 → 注意 → 危険」と切り替える構想です。下の条件はあくまで設計上の目安で、実機での妥当性はこれから検証します。
見守り
- 付近に雷雲・強い降水帯が見られない
- 遠雷らしき音を検知していない
予兆を確認
- 10〜15km圏に雷雲の兆候
- または遠雷らしき低周波を検知
直ちに退避
- 光と音の差が短い(近接)
- 至近の雷鳴らしき音を検知
// 条件・しきい値はすべて検証前の暫定値です。
光と音の時間差から距離を概算する
稲妻の光が見えてから雷鳴が届くまでの時間差に音速をかけると、雷雲までのおおよその距離が分かります。これは古くから知られた一般的な物理で、本コンセプトの近接判定の土台です。
flash-to-bang timing
重要:この信号が出る時点で、雷雲はすでに数km圏内にいます。つまりこれは早期警報ではなく「近接の確認」です。より早い手がかりは公的ナウキャストの側にしかありません。
想定している利用シーン
屋外で長く過ごし、遮るもののない場所にいる人ほど、手元で気づきを得られる価値が大きいと考えています。
キャンプ
天候が急変しやすい場所。テーブルにスマホを置いておける。
ゴルフ
遮蔽物のない広い空間。落雷への注意が常に必要。
釣り
水辺での長時間の滞在。突発的な雷雨に備えたい。
提供形態の想定
「その日だけ」の安心を手軽に、を軸にした料金の方向性を検討しています。いずれも構想段階で、内容・価格は未確定です。
// 料金・機能はすべて検討中であり、確定したものではありません。